Palmer パルメ垂直
Blu Boutique Wine クラブメンバーでもあり、
ワインコレクターでもあるT氏のプライベートワイン会、
今回は垂涎のパルメ垂直ということで、何日も前から期待は最高潮。
まずは、
Pol Roger Extra Cuvee de Reserve (ジェロボアム)
で乾杯。泡物に弱い私でも、素晴らしいキレとコクに微笑んでしまいます。
そして、いきなり
Château La Mission Haut Brion Blanc 2011
M. Chapoutier Ermitage L'Ermite 2001 (Blanc)
が出てきた辺りですでにノックアウト、今回パルメの垂直ですよね?
白もこんなに素晴らしいワインをいただけるってどういうことでしょう。
両者とも時間の経過と温度が上がるにつれ顔を変えていく
複雑なニュアンスと味わい。Chapoutierは熟成感もまさにGood timing。
パルメのヒストリカルバージョンにはSyrahが入っているため
予め、SyrahとPinot Noirの飲み比べをしておこう というT氏のご希望により
M. Chapoutier Ermitage L'Ermite 2004 (Rouge)
にぶつけさせていただいたのが
Big Table Farm 2014 Willamette Valley Pinot Noir
皆さんにお褒めいただきましたが
リリースから2年を経て素晴らしい熟成が進行中、
いやいや、銘醸に負けていません。
そして、ついにパルメ、1970、2004、historical、セカンド2007の
垂直飲み比べ。
1970、約50年を経て、コルクはだいぶヘタっていましたが
中身は生き生きとした果実味が感じられ、続く熟成香と複雑な味わい、流石です。
時間が経つにつれ、そこはかとなく枯れていく感じも素敵。
個人的には力強さとふくよかさが同居したエレガントな
2004が素晴らしいと思いました。この後の熟成のポテンシャルもまだまだ高いですね。
Château Palmer 1970
Château Palmer 2004
Château Palmer historical version
Alter Ego de Palmer 20007
食後には
Château Climens 2008
にゴルゴンゾーラを合わせ
Lemorton Vieux Calvados 1963
で締めるという夢のようなワイン会
貴重な体験をどうも有難うございました。